01.13
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。

いよいよインフルエンザが流行り出しそうな感じらしいですが、みなさまお元気でしょうか。
うがい手洗いビタミン睡眠等々しっかり摂ってガードしてくださいね!

さて、さっそくいつもの水曜日記という感じなのですが 珍しく、これは言いたい!ということがありまして。
とはいえ何か役立つようなことではないのですが。
つい先日お蕎麦屋さんに行ったんです。
市内で“おいしい蕎麦屋”で検索して見つけたところへ。母校の近所なのに名前を聞いたこともなく、辿り着いたその店はどっからどう見てもボロいほったて小屋でした。多分、検索で知らなければ選ばないような、もうそんな感じで。
ただ、一歩店に入ると中にはレトロモダンなお着物をお召になったマダム。清潔感のある店内。アンティークの和箪笥や焼き物の数々。格子の向こうの調理場から声をかけてくれる大将。さり気なく流れるジャズ。
まるで、NHK「美の壺」の世界に紛れ込んだような空間でした。
天ざるを頼んだのですが、しっかりとコシがあり歯切れの良い十割蕎麦。天ぷらも、かりかりで品のある絶妙の切り方、上質な具材。なんというか、この空間の末端までふたりの神経がゆき届いていてすべてのことに理由があるような、そんなことを思わせるお店でした。
そしてその心地良さ。こだわり抜いているはずなのに、押し付けのようなものは感じさせない、温かな美しさ。
こんな大人になりたいと、憧れました。
にこにこと明るい笑顔で大将とマダムに見送られ、外に出るとそこはやっぱりボロいほったて小屋。
でも、あらためてよく見ると決して汚くないんですよね。やっぱり。

以前、もし自分が家を持ったら絵を飾りたいという日記を書いたのですが、それと同じように他にも理想があってそれは古さだったりします。古くて、大きくて、白い家。そこに住まいと作業部屋が一緒になっているような。そしてその古さはやっぱり遠慮なく古い方が理想です。その中をばかじゃないかと思うほど改造して住みたい。


なんとなく夢や物語を思い描くように、こんなお店に行ってみたいと漠然と想像していたものが目の前に現れ、触れられたような体験でした。
嬉しい。またお邪魔しよう。


さて今週はお休み週。お待たせしているご注文を作ります。もう一声で通常営業に戻せる、かもです。
そして先週は4周年記念のブレスレット、お求め頂きありがとうございました^^
現在ローズクォーツがまだご用意できますので、良かったらぜひに。とても透明度の高い良い石です。


それではようやく冬本番との噂。温かにしてまた来週に〜。

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