02.22
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。
小筆が上手く使える様になったら、今後のし袋は赤と黒の2種類を無地で持っておけばいいのでは、、ということで最近毎日習字を書いています。
とても楽しいことがあった翌日字が上手く書けなくて、ポジティブな要因でも心が落ち着いていないとだめなものなんだなとあらためて思いました。
あとカリグラフィーも習字もほんと似ているなと。
そんな状態になったのは先週末のこと、縁があって目の見えない方と2時間ほど話す機会があったんです。
目が見えなくなった世界について聞く中で、すごく印象的だったエピソードがふたつあったので今日はそのことを。
ひとつは、元々お酒が好きなのだけど今はなぜか、晩酌で奥さんがお酒を出してくれる時に、自分の前をグラスがスッと通ってコトッと置く、その “スッ” から既に美味しいんです。とおっしゃっていて。
これ元バーテンダーとしては、すごく気になるところで。
「香りですか?」「これから飲む予感で気分が上がるからですか?」など聞いてもそうではなくて、うまく言い表せないとのこと。
その流れから、目が見えなくなってわかる様になったことに相手のなんとなくの背格好と、サポートしてくれる方それぞれの仕草に驚くほど個人差があること、そして足音。とおっしゃっていて。
その話を聞いた時に、今この方に見えている私は私の知らない私だと思ったんです。
話した言葉と印象、そしてこの方が独自に感じたり読んだりしている気配のようなもので構成された私。
素敵である自信はまるでないんですが、いつかまたこの方や他の目の見えない方と会ったあとに(あの人、なんかきれいだったな)って思われる人になりたいと結構強く思いました。
そしてそれはその時気をつけたらいいだけというような簡単なことではないとも。
同時に、美しいものやきれいなもの、目で見て楽しむものを作っている者としてもきれいなものを作りたいなと思いました。
例えばatmosphere peaceのジュエリーを着けている方が嬉しい気持ちになって、その方が目の見えない方と会う時その嬉しい雰囲気はきっと届くと思うというのと、やはりatmosphere peaceというお店の運営自体もきれいでないとなとも思いました。
更に欲を言うと、最初のお酒のくだりであったような気配の美味しさのようなものを、どうにか込めることができたら素敵だなとも。
楽しかったなぁ。
「目が見えなくなったら、絶望の世界だと思っていたけどそうじゃなかったよ」とおっしゃっていたのが素敵でした。
もしまたお会いする機会があったら、聞きたいことがたくさんある。
今週はこの方を含め他にも色々な方と会ったり、新作の撮影やご注文やご依頼を通して気づきがあったり。
春に向かっているという感じがしてきました。
新作は、オブジェだと思っていただいたら良いかもと思います。。3月には出せるかな。というか出したいです。
ではまた来週の水曜日に。
■atmosphere peace公式ラインアカウント

オーダーメイドのご依頼や、メンテナンスのご相談などお気軽にどうぞ。対面ご予約も受け付けております。
お友達登録どうぞよろしくお願いいたします。

■atmosphere peaceでは、オーダーメイドのご依頼もお受けしております。
手順やお値段などわからないことが多いとなかなか一歩を踏み出せないというお声をいただきまして、手順等々を全部書いたページを作ってみました。

↑atmosphere peaceのオーダーメイドについて
ぜひお気軽にご相談くださいませ。
小筆が上手く使える様になったら、今後のし袋は赤と黒の2種類を無地で持っておけばいいのでは、、ということで最近毎日習字を書いています。
とても楽しいことがあった翌日字が上手く書けなくて、ポジティブな要因でも心が落ち着いていないとだめなものなんだなとあらためて思いました。
あとカリグラフィーも習字もほんと似ているなと。
そんな状態になったのは先週末のこと、縁があって目の見えない方と2時間ほど話す機会があったんです。
目が見えなくなった世界について聞く中で、すごく印象的だったエピソードがふたつあったので今日はそのことを。
ひとつは、元々お酒が好きなのだけど今はなぜか、晩酌で奥さんがお酒を出してくれる時に、自分の前をグラスがスッと通ってコトッと置く、その “スッ” から既に美味しいんです。とおっしゃっていて。
これ元バーテンダーとしては、すごく気になるところで。
「香りですか?」「これから飲む予感で気分が上がるからですか?」など聞いてもそうではなくて、うまく言い表せないとのこと。
その流れから、目が見えなくなってわかる様になったことに相手のなんとなくの背格好と、サポートしてくれる方それぞれの仕草に驚くほど個人差があること、そして足音。とおっしゃっていて。
その話を聞いた時に、今この方に見えている私は私の知らない私だと思ったんです。
話した言葉と印象、そしてこの方が独自に感じたり読んだりしている気配のようなもので構成された私。
素敵である自信はまるでないんですが、いつかまたこの方や他の目の見えない方と会ったあとに(あの人、なんかきれいだったな)って思われる人になりたいと結構強く思いました。
そしてそれはその時気をつけたらいいだけというような簡単なことではないとも。
同時に、美しいものやきれいなもの、目で見て楽しむものを作っている者としてもきれいなものを作りたいなと思いました。
例えばatmosphere peaceのジュエリーを着けている方が嬉しい気持ちになって、その方が目の見えない方と会う時その嬉しい雰囲気はきっと届くと思うというのと、やはりatmosphere peaceというお店の運営自体もきれいでないとなとも思いました。
更に欲を言うと、最初のお酒のくだりであったような気配の美味しさのようなものを、どうにか込めることができたら素敵だなとも。
楽しかったなぁ。
「目が見えなくなったら、絶望の世界だと思っていたけどそうじゃなかったよ」とおっしゃっていたのが素敵でした。
もしまたお会いする機会があったら、聞きたいことがたくさんある。
今週はこの方を含め他にも色々な方と会ったり、新作の撮影やご注文やご依頼を通して気づきがあったり。
春に向かっているという感じがしてきました。
新作は、オブジェだと思っていただいたら良いかもと思います。。3月には出せるかな。というか出したいです。
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02.15
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。
タイトルから(えっ?洋服?)と思われた方も多いかと思いますが、“洋服” です。
ふと思い出して。
随分昔の話になりますが私、服飾の専門学校の生徒だったんです。
高3の頃にアレキサンダー・マックィーンの作品に出会い、大学進学からあっさりと、そして何も考えずに舵を切り色々ありまして今に至るわけです。
思いつきのようですが、振り返って思うのは本当に私らしい選択だったなと。
きれいなものが好き。という理由なら美大や芸術家を目指す方向もありそうですが、服飾に進んだのは自分の芸術性やセンスを良いものとして信用し続けられるハートの強さを持っていなかったことと、服が実用品であるという面で性格的にネガティブにもポジティブにもマッチした結果だなと思うんです。
ところが、入学してすぐに自分には服を作る適性がないことに気づいたんです。
びっくりですよね。今こうして書いていて自分でも引くし、あほだし、親にも申し訳ないです。
ちなみに理由は、そもそも身近な流行に興味がないこと。洋服を作る際の布の面積や、パーツ、工程の複雑さ、大きさが手に負えないなと思ったこと。のふたつでした。
書けば書くほど読む人を引かせそうですが、言い訳をしますと高校時代にすでに服は作っていたんです。
1年で20アイテム近くは作っていたんじゃないでしょうか。スカートとかバッグとか。
ただ“あるある”ですがフリーダムに作っていたので、いざきっちり作ろうとすると技術力のなさが頭で描いたデザインをどんどん奪い、消耗し、いい加減になり、自分で作ったくせに妥協に満ちた愛せないものが出来上がるわけです。
面積が広いとやり直しも、白紙に戻すのも大事(おおごと)なんです。
角度45度で【V】を描いた時に、最初の角度の僅かな揺れが末端で大きな違いになる、というようなことがまさにそう。
服飾の学校では技術以上に生きていくのに必要なことをたくさん学んだので、よかったのですが職業として活かすことはできなかったんです。
それから時が経ち最初にビーズのアクセサリーを作り始めた時に、この服飾の経験からいいなと思ったことがあって。
アクセサリーを作っている過程で(うーん、なんかこのデザインは良くないな。)と思った瞬間、ニッパーひとつで取り返しがつかない状態にできることなんです。
うだうだ、もう少し手を加えたらマシになるかもとか調整しようとしだした段階で切ってしまえる。
心を鬼にした時のワンアクションがちゃんと致命傷になってくれるというか。
あと、服よりもいろいろコンパクトにやり直しできるというのもそう。
向いているところにたどり着いたなと思っていたんです。
ちなみにこの服飾の難しさは、彫金の難しさとほとんどイコールで。
(たどり着いたな)と思った直後から、平行して一度挫折した努力をやり直すような状態に。
大人になって落ち着いたからか、楽しいと思えるところまで今回は来られてよかったです。ほんと。
いや、これはきっとというか確実に教えてくれた師匠たちの力に加えて、お客様という応援まであるという環境のおかげですね。何歳になろうが自力じゃ普通に無理です、きっと。
と、すごい長い前置きなのですが。
ここ数ヶ月ずっとこれまでと毛色の違った新作を作っています。
素材のテストをしたり変化を見たりもして、結局1年以上かかってしまっていて。
私の目には美しく見えているだけで、誰にもいいと思ってもらえないかもしれないと思いながら
心をバキバキに折りながら、本当に一切手を抜かない、そしてとても使いにくそうな、そういうものを作っているところです。
正しい、美しい、素敵、かっこいい。
どれもわからないですよね。素敵なものはたくさんあるし、みんな素敵だし。あとダサくなろうとしてなってる人なんてひとりもいないから、それが自分かもしれないですしね。
本当にわからない。
でも自分の目が美しいと思う線、正しいと思う線だけを選んで、そうでないものを排除していったら見たいものが見れるんじゃないかと信じて作っている感じです。
これまでの商品も全てよいと思うし、好きです。
でも、持っている技術の中でできることをすることの外に行くために、これまで技術を磨いてきてやっとそこに触れそうという感じがしています。
もう少しでできるかもというところなので、書いてみました。
これらができたら、もうすでに進めているシリーズなどもあるのですが軽やかなものを作っていけたらと思っています。
そう、妥協と力を抜くって似ているけどまったく違うものだなと思いますね。実感として。
あと大変とか色々抜きにして、ワックスを彫っているのが私は本当に好きですね。
永遠に新作を作っていたい。
いつも読んでくださって、そして応援してくださってありがとうございます。
ではまた来週の水曜日に。
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ふと思い出して。
随分昔の話になりますが私、服飾の専門学校の生徒だったんです。
高3の頃にアレキサンダー・マックィーンの作品に出会い、大学進学からあっさりと、そして何も考えずに舵を切り色々ありまして今に至るわけです。
思いつきのようですが、振り返って思うのは本当に私らしい選択だったなと。
きれいなものが好き。という理由なら美大や芸術家を目指す方向もありそうですが、服飾に進んだのは自分の芸術性やセンスを良いものとして信用し続けられるハートの強さを持っていなかったことと、服が実用品であるという面で性格的にネガティブにもポジティブにもマッチした結果だなと思うんです。
ところが、入学してすぐに自分には服を作る適性がないことに気づいたんです。
びっくりですよね。今こうして書いていて自分でも引くし、あほだし、親にも申し訳ないです。
ちなみに理由は、そもそも身近な流行に興味がないこと。洋服を作る際の布の面積や、パーツ、工程の複雑さ、大きさが手に負えないなと思ったこと。のふたつでした。
書けば書くほど読む人を引かせそうですが、言い訳をしますと高校時代にすでに服は作っていたんです。
1年で20アイテム近くは作っていたんじゃないでしょうか。スカートとかバッグとか。
ただ“あるある”ですがフリーダムに作っていたので、いざきっちり作ろうとすると技術力のなさが頭で描いたデザインをどんどん奪い、消耗し、いい加減になり、自分で作ったくせに妥協に満ちた愛せないものが出来上がるわけです。
面積が広いとやり直しも、白紙に戻すのも大事(おおごと)なんです。
角度45度で【V】を描いた時に、最初の角度の僅かな揺れが末端で大きな違いになる、というようなことがまさにそう。
服飾の学校では技術以上に生きていくのに必要なことをたくさん学んだので、よかったのですが職業として活かすことはできなかったんです。
それから時が経ち最初にビーズのアクセサリーを作り始めた時に、この服飾の経験からいいなと思ったことがあって。
アクセサリーを作っている過程で(うーん、なんかこのデザインは良くないな。)と思った瞬間、ニッパーひとつで取り返しがつかない状態にできることなんです。
うだうだ、もう少し手を加えたらマシになるかもとか調整しようとしだした段階で切ってしまえる。
心を鬼にした時のワンアクションがちゃんと致命傷になってくれるというか。
あと、服よりもいろいろコンパクトにやり直しできるというのもそう。
向いているところにたどり着いたなと思っていたんです。
ちなみにこの服飾の難しさは、彫金の難しさとほとんどイコールで。
(たどり着いたな)と思った直後から、平行して一度挫折した努力をやり直すような状態に。
大人になって落ち着いたからか、楽しいと思えるところまで今回は来られてよかったです。ほんと。
いや、これはきっとというか確実に教えてくれた師匠たちの力に加えて、お客様という応援まであるという環境のおかげですね。何歳になろうが自力じゃ普通に無理です、きっと。
と、すごい長い前置きなのですが。
ここ数ヶ月ずっとこれまでと毛色の違った新作を作っています。
素材のテストをしたり変化を見たりもして、結局1年以上かかってしまっていて。
私の目には美しく見えているだけで、誰にもいいと思ってもらえないかもしれないと思いながら
心をバキバキに折りながら、本当に一切手を抜かない、そしてとても使いにくそうな、そういうものを作っているところです。
正しい、美しい、素敵、かっこいい。
どれもわからないですよね。素敵なものはたくさんあるし、みんな素敵だし。あとダサくなろうとしてなってる人なんてひとりもいないから、それが自分かもしれないですしね。
本当にわからない。
でも自分の目が美しいと思う線、正しいと思う線だけを選んで、そうでないものを排除していったら見たいものが見れるんじゃないかと信じて作っている感じです。
これまでの商品も全てよいと思うし、好きです。
でも、持っている技術の中でできることをすることの外に行くために、これまで技術を磨いてきてやっとそこに触れそうという感じがしています。
もう少しでできるかもというところなので、書いてみました。
これらができたら、もうすでに進めているシリーズなどもあるのですが軽やかなものを作っていけたらと思っています。
そう、妥協と力を抜くって似ているけどまったく違うものだなと思いますね。実感として。
あと大変とか色々抜きにして、ワックスを彫っているのが私は本当に好きですね。
永遠に新作を作っていたい。
いつも読んでくださって、そして応援してくださってありがとうございます。
ではまた来週の水曜日に。
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02.08
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。
突然ですが、食わず嫌いってありますか?
食べていないのに、触れていないのに苦手だと思うこと。
私、名作をなんとなく避けてきていたんです。
でもそういう方って少なくないかなとも思うのですが、いかがでしょうか。
学生の頃は、何かしら教材として勧められたりすることもあるし、学んだり吸収することが生活そのものという側面もあるのできっかけはつかみやすいと思うんです。
でも大人になったからか、そういう機会は減り、名前は聞いたことがあるけど知らないという状態の名作たちが、どんどん蓄積され遠ざかっていき、距離感に比例して敷居もなんだか高く高くなっていくという。
服を買いに行く服がない。という言葉を時々聞くけれど、それと似て、観て楽しむための知識がない(気がする)。という状態もあって。
と、散々観てこなかった理由を並べましたが、先日あるきっかけがあり、名作を今一度観てみよう思ったんです。
選んだのは、1936年公開グレタ・ガルボ主演の『椿姫』
観る前や序盤に、(面白くなくても知識が増えると思えばいいや)と思っていた自分を殴りたいぐらい、素晴らしかったです。もうすごい泣いて。笑
ちなみにこれ1848年に書かれた作品なんです。175年前。
もうわけがわからないですよね。あと、人類って本当に変わらないんだなと思い知ったような気持ちにもなりました。
今回は作品と相性がよかっただけかもしれない。『椿姫』がわかりやすい作品だったからかもしれない。
でも大概の名作を観ていないがために、自分の中に突然図書館が設立されたような嬉しさを感じました。
まだ知らないすごいものが大量にあると知れるのは、ラッキーだなと。
あの名作もこの名作もこれから観るんですよ。すごくないです?
きっと175年前からみんなが知ってることなのでしょうけど、遅ればせながらスタート地点に立って感動しました。
名作って、やっぱりいいから名作なんだなと。
あと白黒だったからか、構成からか私の職業柄か、質感をすごく観たい気持ちになりました。
レースと布の様子、肌や髪の質感。
もう少し深めたら、舞台かなと思っています。ストーリーをわかった上で、しっかり世界観に浸かれそうだし、その質感も味わえそうで。(頭上何十メートル級の沼な気はしていますが。。ふふ)
あっ!もしこれを読んでいただいている方で、おすすめの名作や舞台などありましたらコメントやDMなどで教えてください♪♪♪
LINE からでももちろん!
と、そんなこともあり、今週は何百年も前の作品になにかと触れられる壮大なウィークでした。
100年ほど前の本を見せていただいたりもして。
なににせよ時間を越えられるものってすごいですよね。
ここのところ、ご注文を作りつつ研究とインプットに励んでいる感じです。
ちょっと、置物のような身に着けられないジュエリーについてと、もっと気軽に着けられるジュエリーという対極を考えています。
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ぜひお気軽にご相談くださいませ。
1月分の寄付は、1,200円を全額トルコ・シリアで起きた地震の義援金としてユニセフ経由で送金いたしました。
atmosphere peaceをご利用いただきありがとうございました。今月もどうぞよろしくお願いいたします。
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私、名作をなんとなく避けてきていたんです。
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学生の頃は、何かしら教材として勧められたりすることもあるし、学んだり吸収することが生活そのものという側面もあるのできっかけはつかみやすいと思うんです。
でも大人になったからか、そういう機会は減り、名前は聞いたことがあるけど知らないという状態の名作たちが、どんどん蓄積され遠ざかっていき、距離感に比例して敷居もなんだか高く高くなっていくという。
服を買いに行く服がない。という言葉を時々聞くけれど、それと似て、観て楽しむための知識がない(気がする)。という状態もあって。
と、散々観てこなかった理由を並べましたが、先日あるきっかけがあり、名作を今一度観てみよう思ったんです。
選んだのは、1936年公開グレタ・ガルボ主演の『椿姫』
観る前や序盤に、(面白くなくても知識が増えると思えばいいや)と思っていた自分を殴りたいぐらい、素晴らしかったです。もうすごい泣いて。笑
ちなみにこれ1848年に書かれた作品なんです。175年前。
もうわけがわからないですよね。あと、人類って本当に変わらないんだなと思い知ったような気持ちにもなりました。
今回は作品と相性がよかっただけかもしれない。『椿姫』がわかりやすい作品だったからかもしれない。
でも大概の名作を観ていないがために、自分の中に突然図書館が設立されたような嬉しさを感じました。
まだ知らないすごいものが大量にあると知れるのは、ラッキーだなと。
あの名作もこの名作もこれから観るんですよ。すごくないです?
きっと175年前からみんなが知ってることなのでしょうけど、遅ればせながらスタート地点に立って感動しました。
名作って、やっぱりいいから名作なんだなと。
あと白黒だったからか、構成からか私の職業柄か、質感をすごく観たい気持ちになりました。
レースと布の様子、肌や髪の質感。
もう少し深めたら、舞台かなと思っています。ストーリーをわかった上で、しっかり世界観に浸かれそうだし、その質感も味わえそうで。(頭上何十メートル級の沼な気はしていますが。。ふふ)
あっ!もしこれを読んでいただいている方で、おすすめの名作や舞台などありましたらコメントやDMなどで教えてください♪♪♪
LINE からでももちろん!
と、そんなこともあり、今週は何百年も前の作品になにかと触れられる壮大なウィークでした。
100年ほど前の本を見せていただいたりもして。
なににせよ時間を越えられるものってすごいですよね。
ここのところ、ご注文を作りつつ研究とインプットに励んでいる感じです。
ちょっと、置物のような身に着けられないジュエリーについてと、もっと気軽に着けられるジュエリーという対極を考えています。
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atmosphere peaceをご利用いただきありがとうございました。今月もどうぞよろしくお願いいたします。


02.01
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。
先日、電車を待つ駅のホームから遠くのビルの上にタンクがあるのが見えて、つい反射的に“素敵な大人”について考えてしまっていました。
この癖の発端は19歳の時に観た「バグダッド・カフェ」で、映画のポスターにタンクが写っているんです。

私が小学生の頃に公開された映画で、私が観た頃には既に名作と言われていました。
その当時、まだ何をして生きていくかもなにも決まっていないような状態で、何もしていないのに結果を残さないと意味がないと思っているような服飾専門学校の生徒だったので、自分の将来像に大手のデザイナーを頭にちらつかせたりしていた頃でした。
にも関わらず、観終わった後に素敵な大人とはきっとジャスミン(主人公)みたいな人のことなんだろうな、とぼんやり思ったのと、大人になって年齢も状況も変わった時にまたこの映画を観たらどう思うかを知りたいと思ったことを覚えていて。
そのまま一度も観ず、すっかり映画の内容も忘れてしまって “屋上のタンク” = “素敵な大人” という反射だけが癖みたいに残って今に至るというわけです。
そんな経緯でようやっと二度目の鑑賞をしまして。
多少、ん?と思う部分はあるにせよ、ジャスミンは今の私にとっても素敵な大人像のままというのが結論でした。
ジャスミンの年齢に近づいた今、あの頃素敵だと思った彼女の振る舞いやスタンスを守ることは、思っているよりもずっと簡単ではないとわかりました。
同時に19歳の私は、未来の私や歳の離れた人に、そうあってもらいたかったんだなということも思い出し身が引き締まる、いやいい意味で緩むような。
内容をほとんど書かずにすみません。
あらすじはリンクを見ていただくとして、いい映画だと思います。
そんなわけで20数年越しの更新が済み、これからも “屋上のタンク” を見かける度に私は “素敵な大人” を思い出すんだろうと思います。
別の話になるのですが、映画版スラムダンクのオープニングが聴き覚えのある声でThe Birthdayのチバユウスケだったところから最近聴き直していて。
解散したTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、まさに19歳ぐらいの頃大好きだったんです。
あらためて今に至るまで一貫してチバユウスケのままで、ほんとかっこいいです。
彼の姿勢も憧れの大人のひとりですね。
チバユウスケらしくダメで、チバユウスケらしく最高で。そういうのがいいと思います。
きっと誰もが。本人らしくダメで、本人らしく最高っていうのが。
今週はそんなでした。
そういえば、9歳の時の今日(2/1)足の骨を折ったな。笑
それではおやすみなさい。
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先日、電車を待つ駅のホームから遠くのビルの上にタンクがあるのが見えて、つい反射的に“素敵な大人”について考えてしまっていました。
この癖の発端は19歳の時に観た「バグダッド・カフェ」で、映画のポスターにタンクが写っているんです。

私が小学生の頃に公開された映画で、私が観た頃には既に名作と言われていました。
その当時、まだ何をして生きていくかもなにも決まっていないような状態で、何もしていないのに結果を残さないと意味がないと思っているような服飾専門学校の生徒だったので、自分の将来像に大手のデザイナーを頭にちらつかせたりしていた頃でした。
にも関わらず、観終わった後に素敵な大人とはきっとジャスミン(主人公)みたいな人のことなんだろうな、とぼんやり思ったのと、大人になって年齢も状況も変わった時にまたこの映画を観たらどう思うかを知りたいと思ったことを覚えていて。
そのまま一度も観ず、すっかり映画の内容も忘れてしまって “屋上のタンク” = “素敵な大人” という反射だけが癖みたいに残って今に至るというわけです。
そんな経緯でようやっと二度目の鑑賞をしまして。
多少、ん?と思う部分はあるにせよ、ジャスミンは今の私にとっても素敵な大人像のままというのが結論でした。
ジャスミンの年齢に近づいた今、あの頃素敵だと思った彼女の振る舞いやスタンスを守ることは、思っているよりもずっと簡単ではないとわかりました。
同時に19歳の私は、未来の私や歳の離れた人に、そうあってもらいたかったんだなということも思い出し身が引き締まる、いやいい意味で緩むような。
内容をほとんど書かずにすみません。
あらすじはリンクを見ていただくとして、いい映画だと思います。
そんなわけで20数年越しの更新が済み、これからも “屋上のタンク” を見かける度に私は “素敵な大人” を思い出すんだろうと思います。
別の話になるのですが、映画版スラムダンクのオープニングが聴き覚えのある声でThe Birthdayのチバユウスケだったところから最近聴き直していて。
解散したTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、まさに19歳ぐらいの頃大好きだったんです。
あらためて今に至るまで一貫してチバユウスケのままで、ほんとかっこいいです。
彼の姿勢も憧れの大人のひとりですね。
チバユウスケらしくダメで、チバユウスケらしく最高で。そういうのがいいと思います。
きっと誰もが。本人らしくダメで、本人らしく最高っていうのが。
今週はそんなでした。
そういえば、9歳の時の今日(2/1)足の骨を折ったな。笑
それではおやすみなさい。
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