03.04
Fri

言わずと知れた、忘れな草の花言葉。
“Forget me not.”
「私を忘れないで。」
あのかわいらしい、そしてどこにでもあるあの花は好きだけれど、その背景を思うとつい身構えてしまう。
そんな風にまっすぐにそんなこと、言ってしまっていいのだろうか。
そんなこと、まっすぐに願ってしまっていいのだろうか。
もしどちらか選ばなくてはならないなら、
私は忘れ去られたい。
その記憶からすっきりと消し去られたら、もう一度笑顔で近づいてそれ以上距離を縮めないだろう。
ついでに私の記憶もなくなれば、
そんな着地にもう一度違和感を覚えて、ふりだしに戻る。
きっと「私を忘れないで。」なんて、何も考えずにでも言える屈託のなさや、あるいは真剣さがまぶしい。
色々なことを決められないままで、ぼんやりと「なるようになれ」と思ってる。
「なるようになれ」の中に、性懲りもなく永遠を含めて。

素敵なブルーだと、愛でていたパールがかったグレイッシュな水色のビーズとオーバル型に細かなカットの縁取りが施された、愛らしくすっきりとした印象の水晶。
このふたつを主役にして“忘れな草”のアイテムが出来ました。
銀色をベースにひと粒のグリーンアベンチュリンのみずみずしい緑。
所々に間違いのように紛れ込む、アンニュイさを持つグレイや、すりガラスのような質感のビーズ、
夜のような静けさと華やかさの、パールがかった紺色のビーズ


アジャスター:約1cm


【忘れな草(ブレスレット)】とご一緒に楽しめるようなアイテムを、と考えていたら華やかでそして植物としてのワイルドさを含むようなそんなイヤリング(ピアス)が出来ていました。
ホワイトのコットンパールをベースに水色、紺、グレイや、すりガラスのような透明のビーズでかたどった小花と、チェコガラスのパール。
ランダムなフォルムで構成されたグリーンアベンチュリンの葉、
朝露に花びらの色が映ったようにも見える、ほんのりとブルーの大きな雫。
少しボリューム感のあるデザインですので華やかなシチュエーションにも映えそうです。
もしくはシンプルな普段着スタイルにプラスして、はずしで使うのも良さそうな。
ちなみに、ピアスのみですが掲載写真のように分解してご使用頂けますので、お洋服やご気分に合わせて組み合わせをお楽しみ頂くのもおすすめです。
また、耳たぶの厚みによって使い分けができるようキャッチは2種類をご一緒に。
もし福耳でバーの長さがご心配な方はノーマルタイプのキャッチに雫とアベンチュリンのパーツを直接取り付けてしまう(ばらばらでのご使用はできなくなります)ことも可能ですので、ご注文時にお申し付けくださいませ。
パーツ含む全長:約4.5cm(イヤリング/ピアス共に)
・アベンチュリン:半透明グリーン。
まるで森林浴をしているかのような癒やしを与える石。持つ人、合わせる石を選ばず、心身に対して蓄積された老廃物のような部分を流す働きを持つ石といわれています。
どちらも、どこを取っても寒色で構成されているのに、まるでとがったところのないやさしいアイテムになりました。
春から夏、そして冬。
涼やかにすっと馴染んでくれそうです。


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