07.31
Fri




『銀河鉄道の夜』を読むと、その度に同じような心持ちになります。
その様子はそこに“戻る”とか“帰る”とか、そういうことに似ているような、そんなしんとした少しひやりとした場所に。
自分の顔ばかり映る、現在地のわからない夜汽車の窓のような心もとなさと
解釈も真実もこの夜空に撒き散らされてしまっているかのような、途方のなさと
それら全部をあるものとして受け入れ、追わない、妙な安らぎ。
おはなしという、絵を見ているような気持ちです。
あの丘、もしくはサザンクロスを見た車窓のような四角の石はブルータイガーアイ。
深い紺の中にはよく見ると景色にも似た天然の縞が入っています。
また3連のチェーンに散らされた紺色の粒は紫金石。
その小さな粒の中に広がるのは星空。
小さな金色と銀色の星はそこと、ここに。
特徴のある石たちの箱庭のような空間を愉しんでいると、時空ということが少しわからなくなります。
遥かに大きな宇宙と、凝縮された空間は本当は見えないどこかで繋がっているのではないかと。
そしてアジャスターは、冒頭の《ミルクの河》へ。
一見落ち着いたトーンで構成されたブレスレットですが、まるで暗号のように物語を。
普段使いもできて、お話をそのまま身につけられるようなそんなアイテムができました。
贈り物にもおすすめです。

アジャスター:約1.5cm
・ブルーゴールドストーン(紫金石):濃紺に星空のようなラメ
溶かしたガラスの中に、亜酸化銅を混ぜ込んだ人工の砂金石です。とはいえその歴史は古く、ルネサンス期のヨーロッパから魔除けとして使われてきた石です。ネガティブな思念を払い、幸せを引き寄せる石、また自己実現の石ともいわれています。
・ブルータイガーアイ:濃紺に灰色、黄色などの模様
タイガーアイ同様、虎の目のように物事の真髄を見通し、厄災から守るという働きから、それが金運、仕事運に繋がると考えられています。またそれに加え、時期を見極めるといったパワーを持つともいわれています。

↑こちらからお求め頂けます☆

↑ランキングに参加しています☆応援クリックありがとうございます!


コメント