01.21
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。

今日は快晴でしたがここ数日の容赦ない吹雪に恐れをなしています。ほんと、危険。
そして今年が始まってからというもの、前代未聞のご注文数を頂きおおわらわでした。
本当にありがとうございます。そしてお待たせしてしまっている皆様、恐縮ではございますが引き続き楽しみにお待ち頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。


そんなにもかかわらず、どうしても外せない約束があり食事をしてきました。

行ったのはそう、フランス料理。
以前の水曜日記にも登場した子供の頃から食べることに貪欲な相棒の誕生日だったんです。
彼女も今は出産を控えた妊婦さん。
お互いの時間の都合がつかなくて半年ごとぐらいしか会えないという、悲しい。
そんな彼女と半年前に会ったのは私の誕生日でした。
その時もおいしいお店を用意してくれて、ゆっくり食事を楽しみました。
彼女も私も忙しくしていて、私に関してはかなり疲れてもいた記憶が。
そんな時にそういう食事をして、ふたりで出した結論が「時々、本当においしいものを食べたほうがいい」という、私たちらしいものでした。そこからお互いの誕生日はちょっと奮発して食事に行くことに。
そういう経緯があっての、今回のフレンチだったわけです。

私も例のごとく大わらわなので仕事の合間に【高級 ランチ 札幌】というざっくりした検索をかけ、見つかったのがル・ヴァンテールでした。


アペリティフ3種、前菜、メイン、デザートというコースだったのですが、どれもとてもおいしくてかつ要所要所しかけやひねりがあるような、食べ物で驚きたい私たちのツボをついてくるようなメニューでした。

デザートは《みかんのジュレとアボカドのアイス、スパイスとともに》みたいなものだと知らされていて、出てきたのはくし形のみかんのふさに透明のジュレがかかって、アイスやスパイスというものでした。

そのみかん。普通のみかんなんです。
語弊がありますね。
ものすごく糖度の高い生の、あの皮を剥いて食べるあのこたつみかんの仲間が一房一房並べられているんです。
はちきれるようなみずみずしい状態でありながら、あの白い筋という筋を取った状態で。

多分、私のこれからの人生で後にも先にも、誰かにここまできれいにみかんを剥いてもらって食べることはないと思います。

ちょっと泣くかと思いました。

今まで結構色々食べてきたんです、私。色々なところで。
でもこれは想像していなかったです。望み通り、とても驚いたし、温かな気持ちになりました。

料理って、ものを作るってどういうことか。
人はどういうことをされたら嬉しいのか、喜ばせることができるのか。

もちろん他のお料理も、みかんに乗っていたアイスもおいしかったんです。とても。
そんな中で、すごく丁寧にみかんの皮を剥くということも料理でした。

でもそれなら誰でも素敵な料理を作れることになってしまう。

作れるんだと思います。誰でも素敵な料理を。そこからもっとおいしいものをと追うから、めくるめく食の世界が広がるのだと思います。


とても忙しい状態で、無理やりねじ込んだ予定のたった数時間の中で、図らずもすごく学んだ食事をしました。
アクセサリーも同じだと思うので、一層心をこめて、丁寧に、商品をご用意してゆこうと思います。


また行こう、何かとても嬉しいことのあった時に。でも、悲しい時でもいいかも、おいしいから(笑)



そしてー、、

今週の新作なのですがお休みさせて頂きます(涙)
いけるかな?と思ったのですが、ここは無理をせず一刻も早くご注文をお届けして、材料の発注や品切れ商品の補充などに充てるウイークにしようと思います☆
楽しみにしてくださっている皆様には大変申し訳ないのですが、ご理解頂けますようよろしくお願い致しますm(_ _)m



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☆スケジュールのお知らせ☆

只今、ご入金から発送までに2週間お時間を頂いております。恐れ入りますがご理解頂けますようよろしくお願い致します。
(平常運転に戻りましたら、改めてこちらにてご報告致します。)
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