あのつるんとして、角ばった黒い木の椅子に腰掛けて
ドミソ　ドファラ　シレソ

うすっぺらの白いカーテンが風を大きくはらんで浮かぶ。

メトロノームの間違いのないリズムは延々と続く枕木のよう。

何もわからないまま、正しさの標本を眺めているような気持ちでいました。


角ばったオニキスと、ころんと丸い小さなホワイトオニキスのビーズが隣同士。
その周りを渡る黒のチェーンは、ストイックな雰囲気を醸し出しています。

アジャスターには黒と白のチェコガラスのドロップの静けさ。
そしてあえて見えにくい位置に配置した、お花のシルエットパーツ。
何かをしようとしてさっと手を動かした時や、無防備に立っているその後ろ姿からしか見えないそれが、とても礼儀正しい罠のように思えます。


雨の日も似合いそうなアイテムかもしれません。
ベビーブルーのコットンシャツやカーディガンなども良さそう。



アジャスター：約2.5cm





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