03.02
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。
今年でatmosphere peaceは10年活動をしていることになったのですが、その間にいろいろなことがありました。
地震や大雨、台風といった災害もたくさんありました、
2017年には北海道にいて、北朝鮮のミサイルが何度も上空を通過し本気の警報に震え上がりました。
テレビでは万が一落ちた時にどういう体勢を取れば被害が少なくなるか、という知っておかなくてはならないけれど絶対に活用したくない情報が度々流れげんなりした気持ちにさせられました。
初めて警報に叩き起こされた日の午後は、とても晴れていてでも街やお店が異様な静けさを放っていたのを覚えています。
国内のご注文がぱたりと来なくなり、戻るまでに2週間かかりました。
2019年からは香港の逃亡犯条例の改正案に反対するデモが起こりました。(現在進行形)
私は本格化する1ヶ月ほど前に行っていて、行く先々でとても優しくしてもらってその当時は香港からのご注文がたくさんあって、お客様もすごく丁寧な方ばかりでメッセージをいただいたりしていて。
デモが起きてから、香港からのご注文が一切なくなりました。私の歩いた道で人が殴られ蹴られているのをテレビで見ました。
新型コロナが蔓延し、2020年の3月に最初の緊急事態宣言が出されました。
ご注文はもちろん大幅に減り、ご注文をいただくたびに(これが最後かもしれない)と思いながら商品を作っていました。
そして先日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まりました。
平和じゃないと、ジュエリーは売れないんです。
でもこういうショックなことがあって閑散としてしまったあとに、あるいは渦中に、“それでも必要なんです”とお求めくださる方もいらして、それはときめきや嬉しさによってご自身を守り、支えるためであったり、お互いの存在を象徴させたものを身につけるために欠かせないアイテムとしてであったりで。
私は作れなくなるところまでこの仕事を粛々と続けようと思います。
atmosphere peaceを始めるきっかけも、東日本大震災でした。
震災が起きた当初は違う仕事をしていて、被害の少ない場所にいることに罪悪感さえ覚えていました。
でもその時に得た気づきは今にも活きるようです。
それは、無事に平和にいられるならそれを最大限有効利用すること。
仕事をして、経済を止めないこと。得た利益を被害を受けて思うに任せないでいる人たちに届けること。
あまりにもささやかですが、それが私にできる最善だと思っています。
話は変わりますが、ある時まで私は中国の方のことを十把一絡げに良く思っていませんでした。
今でこそそのイメージの由来には、中国はそもそも国が国民を守ったりしないという歴史があったため、生き残るために必要に迫られて一人一人が強かにならざるを得なかったという背景も影響しているんだろうと思うのですが、知らなかったし知ろうともしていませんでした。
それが本当に信用のできる友人を得たこと、台湾や香港の至る所で本当に親切にしてもらったこと、うちで商品をお求めになったお客様が、大陸、台湾、香港に関わらず一人残らず丁寧で温かで良識のある方だったことによって、当たり前のことに気付かされたんです。
それは国籍関係なく、個人であるということでした。どこにだって胸が詰まるほど優しい人もいれば、顎が外れるほど理解に苦しむ人もいて、そのどちらでもない人もいて、それは日本人だってそうで。
なんならそれは関係性によっても変わるんです。
優しくされた経験の蓄積は、関わることも学ぶこともろくにせずにジャッジをしていたそれまでの私を恥ずかしくさせました。
ウクライナの人たちもロシアの人たちも、中国の人たちも、日本人も、ほとんどが道を聞かれて知っていれば教えてあげて、お礼を言われたらちょっと嬉しくなるような普通の人たちだと思います。
私、この戦争を見ていてとても怖いし良くないけれどひとつ救いがあるなと思っていて。
それは世界中のほとんどの人が戦争は良くない、してはいけないことだという側に立っているということで。
全然安心できる状況ではないし、次の展開だって読めないけれどひとりひとりのこの姿勢はいい結果をもたらしてくれるんじゃないかと思っています。
全ての人たちが穏やかに暮らせる日が早く来ることを心から願います。
これまで毎月の寄付は、状況に応じた国内外の地域に半額ずつ日本赤十字社経由で送金していたのですが、基本的にこの戦争が終わるまでユニセフのウクライナ緊急募金の一本にしようと思っています。
ウクライナ緊急募金/ユニセフ
寄付受付先はこちら↓
https://www.unicef.or.jp/kinkyu/ukraine/
2月分の寄付は、3,000円をユニセフに送金いたしました。
※2020年度の寄付のできなかった期間を遡った1年前同月の寄付予定額+今月のご注文者様数×100円で算出しております。
10億円とかできたらなーって思いますけどね笑、でも終わるまでし続けるのが大事とも思おうと。
今年でatmosphere peaceは10年活動をしていることになったのですが、その間にいろいろなことがありました。
地震や大雨、台風といった災害もたくさんありました、
2017年には北海道にいて、北朝鮮のミサイルが何度も上空を通過し本気の警報に震え上がりました。
テレビでは万が一落ちた時にどういう体勢を取れば被害が少なくなるか、という知っておかなくてはならないけれど絶対に活用したくない情報が度々流れげんなりした気持ちにさせられました。
初めて警報に叩き起こされた日の午後は、とても晴れていてでも街やお店が異様な静けさを放っていたのを覚えています。
国内のご注文がぱたりと来なくなり、戻るまでに2週間かかりました。
2019年からは香港の逃亡犯条例の改正案に反対するデモが起こりました。(現在進行形)
私は本格化する1ヶ月ほど前に行っていて、行く先々でとても優しくしてもらってその当時は香港からのご注文がたくさんあって、お客様もすごく丁寧な方ばかりでメッセージをいただいたりしていて。
デモが起きてから、香港からのご注文が一切なくなりました。私の歩いた道で人が殴られ蹴られているのをテレビで見ました。
新型コロナが蔓延し、2020年の3月に最初の緊急事態宣言が出されました。
ご注文はもちろん大幅に減り、ご注文をいただくたびに(これが最後かもしれない)と思いながら商品を作っていました。
そして先日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まりました。
平和じゃないと、ジュエリーは売れないんです。
でもこういうショックなことがあって閑散としてしまったあとに、あるいは渦中に、“それでも必要なんです”とお求めくださる方もいらして、それはときめきや嬉しさによってご自身を守り、支えるためであったり、お互いの存在を象徴させたものを身につけるために欠かせないアイテムとしてであったりで。
私は作れなくなるところまでこの仕事を粛々と続けようと思います。
atmosphere peaceを始めるきっかけも、東日本大震災でした。
震災が起きた当初は違う仕事をしていて、被害の少ない場所にいることに罪悪感さえ覚えていました。
でもその時に得た気づきは今にも活きるようです。
それは、無事に平和にいられるならそれを最大限有効利用すること。
仕事をして、経済を止めないこと。得た利益を被害を受けて思うに任せないでいる人たちに届けること。
あまりにもささやかですが、それが私にできる最善だと思っています。
話は変わりますが、ある時まで私は中国の方のことを十把一絡げに良く思っていませんでした。
今でこそそのイメージの由来には、中国はそもそも国が国民を守ったりしないという歴史があったため、生き残るために必要に迫られて一人一人が強かにならざるを得なかったという背景も影響しているんだろうと思うのですが、知らなかったし知ろうともしていませんでした。
それが本当に信用のできる友人を得たこと、台湾や香港の至る所で本当に親切にしてもらったこと、うちで商品をお求めになったお客様が、大陸、台湾、香港に関わらず一人残らず丁寧で温かで良識のある方だったことによって、当たり前のことに気付かされたんです。
それは国籍関係なく、個人であるということでした。どこにだって胸が詰まるほど優しい人もいれば、顎が外れるほど理解に苦しむ人もいて、そのどちらでもない人もいて、それは日本人だってそうで。
なんならそれは関係性によっても変わるんです。
優しくされた経験の蓄積は、関わることも学ぶこともろくにせずにジャッジをしていたそれまでの私を恥ずかしくさせました。
ウクライナの人たちもロシアの人たちも、中国の人たちも、日本人も、ほとんどが道を聞かれて知っていれば教えてあげて、お礼を言われたらちょっと嬉しくなるような普通の人たちだと思います。
私、この戦争を見ていてとても怖いし良くないけれどひとつ救いがあるなと思っていて。
それは世界中のほとんどの人が戦争は良くない、してはいけないことだという側に立っているということで。
全然安心できる状況ではないし、次の展開だって読めないけれどひとりひとりのこの姿勢はいい結果をもたらしてくれるんじゃないかと思っています。
全ての人たちが穏やかに暮らせる日が早く来ることを心から願います。
これまで毎月の寄付は、状況に応じた国内外の地域に半額ずつ日本赤十字社経由で送金していたのですが、基本的にこの戦争が終わるまでユニセフのウクライナ緊急募金の一本にしようと思っています。
ウクライナ緊急募金/ユニセフ
寄付受付先はこちら↓
https://www.unicef.or.jp/kinkyu/ukraine/
2月分の寄付は、3,000円をユニセフに送金いたしました。
※2020年度の寄付のできなかった期間を遡った1年前同月の寄付予定額+今月のご注文者様数×100円で算出しております。
10億円とかできたらなーって思いますけどね笑、でも終わるまでし続けるのが大事とも思おうと。


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