11.24
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。

先日、顕微鏡が好きすぎて宝物だという話をしたのですが、ちょっと続きが。

多分、私顕微鏡を使わなくてもいいところも顕微鏡を覗きながら作業していて。
きっとただのバカなんだと思うんですけど、そんなずっと顕微鏡を覗いているからこそわかったことがあるんです。

正確さが求められることとか、ディティールを超えて“気配の滑らかさや美しさの操作”みたいな面においては顕微鏡できれいなら肉眼でもきれいなんです。

ただ今の所唯一それが適応されない領域があって、それが“表情”だということがわかって。

今、オーダーでいきものを作っているのですが、表情だけは45倍ズームでどんなに正確だったり滑らかな線を引いていってもそうすることの意味って結構薄くて。
もちろん倍率を低くして全体を見えるようにしたら、肉眼と同じ判断ができるかというとこれもまた違って。

理屈じゃない。と心地よく突き放されるような感動がありました。

多分、素敵なものを作るにはこの両輪が必要で、改めていい世界だなと。


今、作っているものたちは本当にどれもがご依頼主様の宝物ばかりで、すごいことだしありがたいことだと思いながら仕事をしています。
全部形は違うけど、みなさんの人生というか、それぐらい大事なものを形にさせてもらっているなぁと。

以前プラチナの良さをインスタあたりで話したことがあるのですが、プラチナはもちろんK18の頼もしさやキャラクターにときめいています。

例えると、

“本当はすごいえらかったり能力のある人なのに、口調や人当たりがめちゃくちゃ軽い。そしてその印象を当然のように覆して「おぉ、、」というような頼もしい仕事をキメてくる”

です。
もう、なんのことやらですよね。プラチナとはまた違った感じのかっこよさに改めて惚れ惚れしました。

そんなことを感じていると、銀や真鍮の良さも滲み出てきたり。
彼らは、変わることがやっぱりいいです。金やプラチナの不動のポーカーフェイス的かっこよさではなくて、強く火を浴びた経験とか、酸化という時間経過とか、そういうものをなかったことにしない良さ。
あと銀の白さは、本当に白いなと思います。妖精的な白さがあるなと。

そんなことを考えながら仕事をしています。



来月はクリスマスかー。早い。
そしてうっかりしていたら、クリスマスラッピングのお知らせをしていないという。。

今ならまだ間に合いますので、お早めに。
そして今年も素敵にお包みいたしますので、ご希望のお客様はお気軽にお申し付けくださいませ☆



今年も終わるなー、、(気が早い)
ではまた来週の水曜の夜に。



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