
もし比較するなら、
実物の布よりも、描かれた布の方が好きです。
それはどれだけ写実的であろうと抽象的であろうと、当然布そのものではなく、
それ故か、にもかかわらずか、他のモチーフよりも描き手の理想や見方の癖が入ってしまうように思うんです。
風を孕むカーテン。
凛とした佇まいのクロス。
分厚いパイ生地のように薄く折り重なるシーツの側面。
無造作に投げ置かれたシャツの袖口。
はためく洗濯物。
なんでもない光景にほとんど無意識的に加えられる理想に、美しい欲深さを感じるのです。
よく見ること と、知ること は延長線上につながっていて
更にその先に 好き もある。
デッサンしながら、そんなことを思いました。
見たままを忠実になぞるというのがデッサンの基本だとして、
そうもいかない、というのもデッサンなのかななど。

シャツの襟や、カフスのような折り重なるフォルムが印象的なリングができました。
決してシンプルでもミニマルでもないのですが、ストイックできちんとした雰囲気が。
美術館がとても似合うように思います。

ピアスは布をぱたりと畳んだようなシンプルなフォルム。
ほんの少しアシンメトリーにしてあるので、左右のバランスも違和感なくお使いいただけます。
ピアスポストをパーツの上の方に付けてありますので耳たぶから少しはみ出る様子に、より布感を感じるような。
幅広のシンプルなリボン。と思っても可愛いです。
Material:Silver925
真鍮、K10でのご用意も可能でございます。お気軽にお問い合わせくださいませ。
K18/K18WG/Ptでの製作も承っております。お気軽にご相談くださいませ。
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Creema
Pinkoi

