04.24
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。
先日スタバでレジの女の子にサイドメニューを勧められて、ガラスケースを見たらクランベリーのクッキーとレモンケーキなど。。というなかなかのラインナップに悩み
私「このクッキー、ナッツ入ってますか?」
店員さん(分からない様子で少し心配そうに)「アレルギーですか?」
私「いえ、好きなんです。(きっぱり)」
この後、一瞬きょとんとしたものの少し笑って「わかりました。確認してきます!」と言ってくれた彼女。
好きです、あと面倒くさくてごめんなさい笑
ちなみにそこのスタバはみなとみらいの映画館の下で。
これを観に行ったんです。
例によってですが、その日は3時間しか寝ていなくて朝から用事があってずっと動いていて。
ドキュメンタリーだし、もしかしたら寝ちゃうかも。。なんて少し心配していたのですが例のスタバで買ったティーラテを一口も飲むこと無く(クッキーは始まる前に食べちゃいました笑)観終えていました。
観終えた後で、(だよね。)と思いました。思い出したというか。
アレキサンダー・マックイーン。
今や知らない人もいるだろうな。
もう、本当にスイートな神様みたいな人で。笑
素晴らしいデザインの、彼にしか絶対に作れないような服を作るのに彼自身はユニクロどころか、“中学生の頃お母さんが近所のスーパーの衣料品コーナーで買ってきたネルシャツ”みたいなのを着てにこにこしていて、そのままの格好でショーの最後にランウェイに出たりするような人でした。(さすがに後々にはおしゃれな感じになっていましたが)
私は彼のデザインがもう、好きで。好きで。
そして彼自身についてはもちろんそんな無頓着なファニーさも含めて好きだけど彼のデザインほどではない。と思っていたはずだったのですが、今回映画で生前の彼を見て異様に彼の目から目が離せない自分に気づいて観初めの頃ちょっと不思議に思って。
途中でわかったのですが、笑ってる時の目の奥のワクワク感がすごいんですよねー。。本当に夢中で心の底から楽しんでるのがわかるような。そこに気づいて、あぁ私この人自体も相当好きだったんだなとあらためてわかったような気がしました。
初期の頃から順にショーも挟んでいくのですがそこで現れた1999年春夏のショー。
その何シーズンか前から好きでしたが、完全に私を恋に突き落とした回。
もう何度も観たのに泣けて。
だめですよね、涙腺が緩すぎる。笑
更に後期のイザベラ・ブロウの追悼とも言われた2008年の春夏なんて、まるで彼女に語りかけるような友情の念が完全にデザインと世界観に反映されていて、きれいで素晴らしくて悲しくて。
彼がいなかったら私はデザインをしていないです。
もう、長くなるので色々端折りますが、あらためて本当にそうで。
全部がある日たまたま見た、テレビ東京のファッション通信からだと今振り返ると始点がわかります。
立ったまま見ていたあの自分。
彼の作る服を見て自力で服を作るところから始めて、結局向いてなさを確信したのとちょっと本末転倒な感じですが彼が作るなら私が作る必要はないということにも気づいて方向転換し、たもののなんやかんやあって今はこうして私の“妥協せずに関与できる範囲”を見つけ、デザインを作っては世の中に送って生きていて。
私は自殺も寿命のひとつのあり方だと思うことにしているので、彼が今も生きていたらとはあまり思わないけれど、あの笑顔がこの世にないことにさみしいな、あれは本当に愛しいなと思います。
私にとって彼が一番好きなデザイナーで、たぶん一生変わらないだろうな。
彼の凄さからしても、私の性格からしても。
さて、今週は新作週。
・初の、彫金シリーズでイヤリングとピアスです。
少しボリュームアイテム、でしょうか。そうでもないかな。でもミニマルではないかな。
上品で優しい感じかなと思います。楽しみにしていただけたら嬉しいです。
先日スタバでレジの女の子にサイドメニューを勧められて、ガラスケースを見たらクランベリーのクッキーとレモンケーキなど。。というなかなかのラインナップに悩み
私「このクッキー、ナッツ入ってますか?」
店員さん(分からない様子で少し心配そうに)「アレルギーですか?」
私「いえ、好きなんです。(きっぱり)」
この後、一瞬きょとんとしたものの少し笑って「わかりました。確認してきます!」と言ってくれた彼女。
好きです、あと面倒くさくてごめんなさい笑
ちなみにそこのスタバはみなとみらいの映画館の下で。
これを観に行ったんです。
例によってですが、その日は3時間しか寝ていなくて朝から用事があってずっと動いていて。
ドキュメンタリーだし、もしかしたら寝ちゃうかも。。なんて少し心配していたのですが例のスタバで買ったティーラテを一口も飲むこと無く(クッキーは始まる前に食べちゃいました笑)観終えていました。
観終えた後で、(だよね。)と思いました。思い出したというか。
アレキサンダー・マックイーン。
今や知らない人もいるだろうな。
もう、本当にスイートな神様みたいな人で。笑
素晴らしいデザインの、彼にしか絶対に作れないような服を作るのに彼自身はユニクロどころか、“中学生の頃お母さんが近所のスーパーの衣料品コーナーで買ってきたネルシャツ”みたいなのを着てにこにこしていて、そのままの格好でショーの最後にランウェイに出たりするような人でした。(さすがに後々にはおしゃれな感じになっていましたが)
私は彼のデザインがもう、好きで。好きで。
そして彼自身についてはもちろんそんな無頓着なファニーさも含めて好きだけど彼のデザインほどではない。と思っていたはずだったのですが、今回映画で生前の彼を見て異様に彼の目から目が離せない自分に気づいて観初めの頃ちょっと不思議に思って。
途中でわかったのですが、笑ってる時の目の奥のワクワク感がすごいんですよねー。。本当に夢中で心の底から楽しんでるのがわかるような。そこに気づいて、あぁ私この人自体も相当好きだったんだなとあらためてわかったような気がしました。
初期の頃から順にショーも挟んでいくのですがそこで現れた1999年春夏のショー。
その何シーズンか前から好きでしたが、完全に私を恋に突き落とした回。
もう何度も観たのに泣けて。
だめですよね、涙腺が緩すぎる。笑
更に後期のイザベラ・ブロウの追悼とも言われた2008年の春夏なんて、まるで彼女に語りかけるような友情の念が完全にデザインと世界観に反映されていて、きれいで素晴らしくて悲しくて。
彼がいなかったら私はデザインをしていないです。
もう、長くなるので色々端折りますが、あらためて本当にそうで。
全部がある日たまたま見た、テレビ東京のファッション通信からだと今振り返ると始点がわかります。
立ったまま見ていたあの自分。
彼の作る服を見て自力で服を作るところから始めて、結局向いてなさを確信したのとちょっと本末転倒な感じですが彼が作るなら私が作る必要はないということにも気づいて方向転換し、たもののなんやかんやあって今はこうして私の“妥協せずに関与できる範囲”を見つけ、デザインを作っては世の中に送って生きていて。
私は自殺も寿命のひとつのあり方だと思うことにしているので、彼が今も生きていたらとはあまり思わないけれど、あの笑顔がこの世にないことにさみしいな、あれは本当に愛しいなと思います。
私にとって彼が一番好きなデザイナーで、たぶん一生変わらないだろうな。
彼の凄さからしても、私の性格からしても。
さて、今週は新作週。
・初の、彫金シリーズでイヤリングとピアスです。
少しボリュームアイテム、でしょうか。そうでもないかな。でもミニマルではないかな。
上品で優しい感じかなと思います。楽しみにしていただけたら嬉しいです。


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