02.28
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。

ちょっと前に最近話題の、カラテカの矢部太郎が描いた「大家さんと僕」を読んだのですが、めちゃくちゃ良かったです。
先に読んでいた母と、細部について話して盛り上がるぐらいに。
そりゃ、売れるわ。良いもの。
と、思いました。

その話をしながら、ふと、まつみのおばさんのことを思い出しました。
私にも他人なんだけどすごく好きなおばさん(といっても私が6歳ぐらいの頃には既におばあさんだった)がいまして。
一緒に夕方お散歩をしたり、おばさんの家に遊びに行って(何を話したのかはほとんど覚えていないのですが、)延々と朝から夕方まで話し続けたり、していました。

品のある方で、物静かだけどよく笑って、いつも着物を着て、髪をきれいに結わえていて。
優しいけれど、何でもありという感じではない、ほんの少し緊張感もある感じで。

多分、私もそういうとこに気づいてしまうタイプの子供だったから、なんかお互いに良かったのかもしれないです。今思うと。

小学校に上がり、おばさんが引っ越しても月に1回ぐらい日曜日に遊びに行ったりしていたのですが、更にそこから遠くへ今度は私が引っ越したりして、なかなか会えなくなってしまいました。

手紙を書けばよかったのにと思うのですが、その当時そういうことは全然頭に浮かばず。
血の繋がりも、親族の方との面識もないので結局そのままのお別れになってしまいました。

今の私と会ったら、おばさんなんて言うだろうな。
きれいなものが好きだったから、褒めてくれそう。
それこそローズクォーツ系のやさしいやわらかいタイプのアクセサリーをあげたりしたい。

大人になって年を重ねると、もう会えない人も増えてきて少しずついる人といない人の境界が混ざるような、緩まるような気がしてきます。
いない人もいるよね。みたいな感じで。
そうやって怖いものとか、わりとなくなっていくんじゃないかなとも。


あと、匂いの記憶ってすごいですね。
こうして思い出しながら頭(鼻?)の奥には完全に再現されたおばさんの家の匂いが。






さて、今週は新作週。

・ちょっぴり生真面目な色合いのイヤリング(ピアス)とブレスレット

の2点でございます。

生真面目というか、少し派手さもあるのかな。。比較的通年使えそうで、ちょっと気が早いのですが夏への階段っぽい感じもありそうで、秋にも良さそうです。
なんだかなぞなぞみたいな説明になりましたが、楽しみにして頂けると嬉しいです^^




web拍手 by FC2
comment 0
コメント
管理者にだけ表示を許可する