04.10
Wed
こんばんは、いつも水曜日記をご覧いただき、またatmosphere peaceをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
突然のお知らせとなり大変申し訳ありませんが、諸事情によりatmosphere peaceの運営をクローズすることとなりました。
これまでたくさんの方々にお引き立ていただきましたのに、このような形で終えることとなり慙愧の念に堪えません。

ご購入品のお直しにつきましては、atmospherepeace2012◇gmail.com (◇を@に変えてご使用ください)より承ります。

多大なるご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、ご理解くださいますよう平にお願い申し上げます。


2024/4/10
菅原
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03.27
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。

先日、左側頭部に推定20キロ近い重さの箱が落ちてきて、首が“こきゃっ”となるというアクシデントに見舞われまして。

その瞬間、命の危険を感じたんですけど、気持ち悪いぐらいに平気で。
直後から頭も痛くないし、例の首もなんならちょっとスッキリしてる?というぐらい平気で逆に怖かったです。

検索しても、“こきゃっとなった” じゃ何も伝わらないので色々言い換えて調べたのですが、頚椎にしても脳にしてもとりあえず24時間は過ぎたしその間比較的安静にしていたので大丈夫かなというところ。

バキバキ鳴らすタイプの整体を箱で再現した、というのが一番実感に近い感想で、なんとも不思議です。
でも本当に紙一重だったなとも。無事でよかった。多分、これを書いていない未来も必ずあったと思うから余計に。

こんなに無事で、こんなに軽い口調で書いていますが、あの瞬間人生が切り替わって、今は余生なのではぐらいに思っています。大事に生きねば。

と、なかなかインパクトのある出だしでしたが後は概ね穏やかな今週。

ご注文を作りつつ、静かな準備を。

冒頭の話にも通じるんですが、先日スーパーに併設された雑誌コーナーが気になったんです。
近寄ってラインナップを見ると、50-60代の方に向けて書かれた、70-80代の暮らしのためのものが結構あって。
当然このまま生き続けられたら私もそうなっていくなーと。

私、本当にぎりぎりまで作り続けるつもりなんですけど
その雑誌を見て以降70歳、80歳、90歳のatmosphere peaceについて考え始めるように。

カフェきょうぶんかんさんで限定ショップを出させていただいた時、ちょうど藤城清治先生(来月100歳だそうです)のウェンライトホールでの影絵の最後の展示が同じタイミングだったんですよね。


新作やさらっと描かれたようなイラストも、相変わらず楽しそうなキャラクターたちが描かれていて、その姿勢や愛、情熱の火が燃え続けていることに感動したんです。

手が震えていても描く。

簡単なことではないと思うんです、その選択って。でもこれは表現することを選び続けるという生き様の表明、あるいは何かができなくなっていくことを受け入れ、生を愛する姿勢を見せてくださっているんじゃないかと。
勝手にそんなことを思ったんです。あの時。

どうなっていくかわからないし、私は商品をお作りしているのでちょっと違うけれど
なんか次をずっと見ていきたいなと思っています。今取り掛かっているのがすごい時間がかかりそうではありますが。


などちょっと味わい深い話を。


今日はぎりぎり水曜日記。
実は珍しくさっき帰宅したんです
文章は途中まで書いていたのですが、充電が間に合わなかった。


ではでは温かくしておやすみなさい。
また来週の水曜日に。



※もし被災によってatmosphere peaceのアイテムを故障や紛失された方がいらっしゃいましたら、お知らせくださいませ。
故障は無償でお直しし、同商品の再制作は破格でご用意させていただきます。



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03.20
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。

私、花粉症じゃないんですけど、花粉症を認めない人っているじゃないですか。
あの理由ってわかりますよ。
別に頑なというわけではなくて、この“花粉症かも?違うかも?”という段階で認めてしまうと免疫の守りがガタガタっと崩れるような気配を感じているからなんじゃないかと思います。
と、そんな状態です。認めないし、それができるかは謎ですが勝つ気でいます。笑

さて春分の日。春ですね。
今日は出かけていて、途中で盛大に道に迷った結果、なぜか随分前から行ってみたかった和菓子屋さんと、岡本太郎記念館の近所に立っていて、どちらも寄ってお店の人に優しくされてほっこりしたりしていました。
ラッキー

私出かける時は大抵文庫を一冊持って出ていて、まさに数時間前に持っていかないことにしたのが岡本太郎の本だったのでそれも面白いなと。

16年ぶり、ものを作るようになってから見るのは初めて。
見方も見え方も違っていて本当に面白かったです。
今回感じたのは、作品がもう岡本太郎なんだなってことでした。
そうしたくてそうなるように表現しているとか、作品は分身です。みたいな次元ではなくて、吐いた息とか声とかに近いような、もうどうしたって岡本太郎でそうなってしまうとか、なるより仕方ないというか。コントロール、、できるようになるものなんですかね。誤魔化しようのなさそうな勢いのある線や面の、流れの印象が一貫しているところにそれを感じたんです。


本人じゃないのでどこまでいっても勝手なことを言っているんですが、ズレがないを超えるほど作品と本人が近くて、さすが岡本太郎、清々しいな。と

あと写真に撮った時に、どのアングルでどうやってもかっこよくてすごいなと。商品を写真に撮るので、うまくいっているものって撮影がさっさと終わるんですよね。でもそうじゃないとやたらと時間がかかるので、そこでいっそ直したりしているということを普段しているだけに、完成度を体感できて感動しました。いや、もはや完成度なんてものではなくて、なんというか “たしかさ” の気配みたいなのがバシッと決まるというか。

面白いなー、、年を取ったり以前と違う経験をしたりすると気づくことって変わるもんですね。

そんな充実の1日、帰りはさらっと銭湯に入って帰るという。
銭湯面白いです。スーパー銭湯との違いがやっぱりあるし、浴槽の出入りでやわらかな社交ダンスをしているような雰囲気とか、明るさとか。
細部の塩梅の妙と、長く大切にされてきたものの出す、あくまでも控えめな風格とか。



よい春分の日でした。
ではではおやすみなさい。



岡本太郎記念館
小杉湯


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03.13
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。

すごく気持ちのいい晴れ。
自宅から。
ほうれん草のパウンドケーキを失敗して、ちょっと悲しい水曜日です。笑

先週の水曜日記でこれまで4000人以上のお客様と直接お取引をしてきて、トラブルになったことがないということを書いたところ、いろんな方から反響をいただいてちょっと驚いています。
やっぱりすごいことですよね。

ちなみに時々ここでも書いているのですが、atmosphere peaceはレビューが素晴らしいんです。

Creemaさんレビューページ
minneさんレビューページ
つなぐマーケットさんレビューページ



普通商品を買って受け取ったら、嬉しいなと思って終わるじゃないですか。
レビューってしなくてもお客様は何も困らないんです。
なのにこれだけの内容のことを時間と労力を費やして残してくださるって、全然当たり前じゃない、すごくありがたいことだなっていつも思っていて。
くじけそうな時に見返したりしています。笑

あと各サイトさんのレビューページって当然ですが私が介入できなくて、そこもすごくいいなと思っていて。ずっと運営を続けてくださっていることもすごいことだしありがたいことだなって思います。

今まで方針やコンセプトを明確に決めずにきた結果、恐らくレビューを読んでいただいて感じることやお客様がレビューを書きながら思ってくださったことが、すなわち atmosphere peace だと思うんです。あらゆる意味に於いてとても幸福なことに。

考えなきゃとか決めなきゃとかいうことを、中途半端に実行したようなしなかったようなでやってきて、今レビューを読みながら、いい場所を作れたのかもしれないって思ったんです。

昔幼馴染から、自分の個性を封じた絵を描いた時に言われたことに軸の部分で少し似ていて。
たくさん褒めていただいていることと併せると、ちょっと恐縮するところもあるけれど嬉しく受け止めて、いいお店を作っていけたらなと思います。

と、ちょっと嬉しいお話。


そうそう最近鹿角の話をしていないのですが、ちょっと方向転換をしまして。
時間がかかりそうですが楽しみにしていただけると嬉しいです。

ごめんなさい、こんなことばかりですね。
ビーズアクセサリーを作りながら、彫金の修行を始めて形になるまで何年も黙り続けていた人なので、と言うと甘えているかもしれないけれど、ご理解いただけましたら嬉しいです。

最近、以前お求めいただいたatmosphere peaceのアイテムにカスタムのご依頼をいただいたりもしていて、すごく愛を感じています。大切にしてくださって本当に嬉しいです。


と今週はじんわり嬉しさを噛み締めるような週に。
桜の開花予報も出て、もうすぐ春です。

それではまた来週の水曜日に。




※もし被災によってatmosphere peaceのアイテムを故障や紛失された方がいらっしゃいましたら、お知らせくださいませ。
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03.11
Mon
毎年この日は何曜日であろうとブログを書いていて、10回目になりました。
(震災後atmosphere peaceを始めるのに1年、寄付などの活動を始めるのに更に2年かかったことから)

13年の間に、 届く情報も不安もその内容が少しずつ変化して、一昨年ぐらいから凪の海を眺めるような漠とした気持ちで震災のことを振り返るようになりました。

あの日とても大きな、とても悲しいことが起きたという記憶を持ったまま、なんだか、頭の中というか気持ちの中で見えている景色が穏やかなんです。

そして今年はなぜか、自分の身近な人たちのことを思い出してしまうんです。

亡くなった友達、祖父母、叔母。お世話になった方。
なんで覚えてるのかも謎なぐらいくだらないやり取り、亡くなった時のこと、今の私を見て言いそうなこと。
そして元気かなって思うんです。亡くなっているのに。

なんでも役立てようとしたり名前をつけるのもどうなのかと思うけれど、3月11日は震災のことと一緒に、失うことや失ったこと、他愛ないものがあってなくなったこと、同時にまだあるもの、日常の愛しさ、大事なひとたちがいること。それが永遠ではないこと。そういうことをたっぷり思う、そんな日として過ごしてもいいのかなと思いました。

個人的な悲しみは誰かの悲しみにも繋がっていると思うし、同じじゃなくてもきっと分かり合ったり寄り添い合う力になるような気がして。

今年の始めに起きた能登半島の震災によって今まさに辛い状態におられる方の日常が少しでも早く取り戻されることを願うのと同時に、ガザやウクライナ、紛争の行われている地域でもひとりひとりの死や被害が悲しみを増幅させていることをとても遣る瀬なく思います。
同時に書いてしまったけれど比べることではないし、比べる気ももちろんないです。でも、私の個人的な悲しみを持って、人為的に起こされる悲しみなんて、たまったもんじゃないと思います。

あれから13年。
悲しみや辛さは、他人が外から想像するような簡単な形で終わったり昇華したりするものではないと思います。
ただ毎年あの日とても辛い思いをした方が、何か少しでも少しじゃなくてたくさんでも幸せや安心や希望を得られていますようにと思っています。


検索は、チカラになる。

1検索につき10円の寄付ができます。
今年の寄付金は東日本大震災および能登半島地震の支援のために使われるようです。


令和6年能登半島地震被災者支援



ユニセフ(ガザ人道危機救援募金)
https://www.unicef.or.jp/kinkyu/gaza/


日本赤十字社(ウクライナ人道危機救援金)
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


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