08.23
Wed
こんばんは、水曜日記でございます。

蒸し暑さが続いておりますが、熱中症にはご注意を。


さて、先週末人生初の相撲観戦に行ってきました。
正直私の中の角界は貴花田と小錦あたりで止まっているので、現役力士は白鵬しか顔と名前が一致しないという非常に失礼なレベルでの観戦、、
また、そもそも興味自体なかったので付き合いで顔だけ出して途中で帰るつもりだったんでした。
が!
脈々と受け継がれ今に至るその良さがわかりましたよ。私にも。

早朝8時の開場から15時までの7時間しっかり楽しませてもらいました。
力士って、ちょっとありがたい感じがあるんですよね。福の神的というか見ていて和むというか。
で、力持ちで。コミカルで。
取組も力士になりたてみたいな若者から横綱へと上がっていく構成で、また連動して行司や呼出のレベルもその服装や小物のクオリティも上がっていく様子がわかりやすく興味深かったです。
あと、相撲そのものの面白さや文化の雅さ(髷とか、土俵入りのスタイルとか)のようなところは資料が山ほどあるので割愛するとして、私が一番いいなと思ったのは見に来ているお客さんの幅の広さでした。
イベントって、大抵住み分けがあり似た感じや嗜好の人が集まりがちで、たとえばそこに入った時に自分がそこにいることに強烈な違和感を感じたりその逆を感じることも多いと思うんですよね。
きっと80歳ぐらいのおじいちゃんは内田裕也みたいな人でもない限りロックフェスとかにはいないと思うし、残念ながらキッザニアに私1人で行くとかはありえないんです。
でも、相撲観戦においては下は0歳から上は100歳オーバーまでどんと来いだし、すごいシュッとしたお姉さんも、“ひとり巡業してます。”みたいなもっさりした相撲マニアのお兄さんも、家族もスー女グループも、もう誰一人として浮かない懐の深さ。(車椅子専用ゾーンもあるし)
現実的にここまでそれを叶えられるってすごいなと、だからここまで続いているのかもしれないと、なんだか嬉しい気持ちに。
お相撲さんになることはもちろん、この世界でやってくこと自体がすごく大変そうですがこれからも楽しませてくださいと思いました。

今回は市の多目的施設に土俵を作ってという感じでしたが、ぜひ国技館の様子も見てみたいです。
あの土俵の上にあるやぐらの上だけみたいなやつ(吊り屋根というそう。)とか、ときめきそう。

あっ、そうそうデザインといえば。呼出さんの履くたっつけ袴という袴。ちゃんと見たのが初めてだったのですが、構造がイレギュラーというか独特で、機能的なのかそうでないのか謎なのですがすごく興味深かったです。
あと、子供の頃の私の感覚はなぜか“相撲=さがり(まわしに付いた棒状のひらひら)”で、(あれは硬そうでありつつ、硬すぎなそう。。一体何でできているんだ。。触ってみたい。。)とか(さがり無しのまわしは相撲じゃない)とかやたらさがりばかり見ていたので遠目ながらその実物も見れて良かったです。もちろん触れなかったけど(笑)、素材の見当がついて満足しました。

その昔、エヴァンゲリオンと前田敦子時代のAKBというオタクの2大要素のような作品を、それぞれ行き掛かり上観る経験をしてからの持論なのですが、無関係な人の耳に届くぐらい良いとする人が多くなっている事象には少なからず良さがあるものだと思っています。好みは自分で決めるとして。

歌舞伎、サーカス、京劇、オペラ、どれも行ったことがないですが気になるところです。



さて、今週はお休み週。
なのに気づけばもう週の真ん中で、なんだったらあと4ヶ月で今年が終わるという驚愕の事実。
ふう。。
気落ちしてもしょうがないので大事に生きようと思います。


そうそう、今日のタイトル【八卦良し】は相撲の【はっけよい】から。
四方八方準備が整った、という意味があるそう(諸説あり)
整って。。(と、作業机を見回す)る感じしない感じですが、さにあらんということで。


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